8月6日
【実施概要】
日米合同サマープログラム2024
日時: 2024年7月9日(火)9:00~11:00(日米間オンライン)
2024年8月2日(金)~2024年8月11日(日)10日間(オンサイト)
場所: 広島大学
テーマ: “未来の仕事と社会”における人工知能の役割
内容: 様々な分野における人工知能(AI)の活用、AIの利点とリスク、AI倫理、政策、および、規制などを学ぶ。「未来の仕事と社会」において、AIがどのような影響を及ぼすのか、また、AIがどのような役割を担うのかを踏まえ、日米合同の学生チームが、AIの社会実装や課題解決に向けた提案に取り組む。AIリテラシーを向上させるのとともに、AI時代をリードする国際的な教養人に必要な知識とスキルを身につける。
参加学生数: 47名
参加学生数 | ||
日本 | 広島大学 | 18名 |
米国 | アリゾナ州立大学 | 12名 |
米国 | パデュー大学 | 10名 |
米国 | テキサス大学オースティン校 | 7名 |
9つの分野:
・Healthcare: 医療
・Agriculture: 農業
・Transportation: 交通
・Higher Education: 高等教育
・Services for Low Income and Underserved Residents: 低所得者およびサービスの提供が不十分な住民向けのサービス
・Arts and Entertainment: 芸術とエンターテインメント
・Finance: 金融
・Manufacturing: 製造
・Enabling Human Capabilities: 人間の能力を向上させるAI技術とその応用
7月9日(火)9:00~11:00(日米間ZOOMオンライン)
・オンライン上で初顔合わせ
・オリエンテーション
・トピックとグループ分け
・プログラムが始まる前の、ルーブリックにそったグループワークの始め方
・Slack、および、HiGPTの利用について
・Q&A
8月2日(金)
午前
・オープニングセレモニー
・オリエンテーション
午後
・講義AI, Ethics, and the future of Work and Society デイビッド・イートン教授(テキサス大David Eaton(デービッド・イートン)教授、テキサス大学オースティン校リンドンジョンソン公共政策大学院
・講義2:Group Work Skills デービッド・イートン教授、テキサス大学オースティン校リンドンジョンソン公共政策大学院
・グループワーク
・日本文化:けん玉体験
左:田中先生の授業 右:けん玉体験 |
・歓迎会
・日本文化:合気道演武
8月3日(土)
午前
・ケーススタディー:AI in Healthcare、AIと医用画像処理、檜垣 徹准教授、大学院先進理工系科学研究科、広島大学
午後
・講義:AI Policies and Regulations、田中 和哉氏、Co-founder & CSO | Director | scheme verge inc.
・グループワーク
・講義:Artificial Intelligence in the Public Sector: Bridging the Gaps between Research and Practice、Alexander Mintz, テキサス大学オースティン校
8月4日(日)
・宮島、広島市内
鳥居 | ロープウェイ |
8月5日(月)
午前
・平和講話:被爆体験証言、小倉桂子さん
午後
・講義:A Brief Introduction to Radiation Effects Research Foundation – A Cooperative Japan-US Research Organization、神谷研二理事長、Preetha Rajaraman副理事長、公益財団法人放射線影響研究所、日米共同研究機関
・講義:Preventing Nuclear War since Hiroshima、Dr. Austin Cooper、パデュー大学
8月6日(火)
午前
・令和6年(2024年)平和記念式典参列
・広島大学創立75+75周年記念事業・平和企画「ペドロ・アルペ神父と共に歩む平和の音色」
午後
・広島平和記念資料館
8月7日(水)
午前
・企業視察:オタフクソース株式会社
・講義:AIと「味の見える化」、研究室 吉田 充史氏
午後
・お好み焼体験教室
・神楽鑑賞
ERICA | 神楽 | やり |
ばんだな | Kylie |
8月8日(木)
午前
・企業視察:株式会社サタケ
・講義:「X線とAIを組み合わせた選別機」宮本 知幸氏
午後
・パネルディスカッション:AIと高等教育
鈴木由美子理事、広島大学
Dr. Mary Jane Parmentier、アリゾナ州立大学
Dr. Austin Cooper、パデュー大学
・グループワーク
8月9日(金)
午前
・講義:The Thesis and Antithesis of AI-Based AV Technology、藤原 章正教授 先進理工系科学研究科 社会基盤環境工学プログラム
午後
・企業視察:マツダ株式会社 R&D戦略企画本部 技監 足立 智彦氏
8月10日(土)
午前・午後
・グループごとにファイナルプレゼンテーションの準備
8月11日(日)
午前
・ファイナルグループプレゼンテーション
・修了式
・フェアウェルパーティー
AIは様々な分野で急速に浸透している。このサマープログラムでは、9つの分野に焦点を当て、急速なAI技術の進歩、AIの特性、利点やリスク、AIが与える未来の社会や仕事への影響、AIはどのような役割を担うのか、および、AIの倫理問題についてバランスよく学んだ。このプログラムは、AI時代をリードする国際的な教養人に必要な知識とスキルを学ぶ機会を提供した。企業視察また、平和を希求する広島大学らしい特色のある平和学習や、異文化体験型の国際交流がプログラムに組み込まれていることがこのプログラムの特徴である。9つのグループはグループワークを通して学びを共有し、プレゼンテーションとペーパーを仕上げ、AIの社会実装や課題解決に向けた提案を行います。企業の参加もプログラムの特徴です。AIの社会実装や課題解決に向けた提案に焦点を当てています。企業視察を通じて実際のAI活用を学ぶことで、学生はAIリテラシーを向上させることができます。
広島大学とアメリカ3大学から学生が広島に集い、日米の共同学生チームは、異なる文化やバックグラウンドを持った人々とコミュニケーションをとりながら協力し課題に取り組む。これからのAI時代をリードする国際的な教養人に必要な知識とスキルを学ぶ。9つのグループはグループワークを通して学びを共有し、プレゼンテーションとペーパーを仕上げ、AIの社会実装や課題解決に向けた提案を行います。創造力: 前例のないアイデアを出せる能力。傾聴力: メンバーの意見を引き出す能力。調整力: 多様な意見をまとめ上げる能力。
日米4大学が一堂に会する合同プログラム:広島大学とアメリカの大学、2国間の2大学間の交流ではなく、4大学合同の初プログラムが実現、同じ目的をもってみんなが同じ場所にあるまり、顔を突き合わせて「未来の仕事と社会における人工知能の役割をまなぶインテンシブな10日間でした。
AIリテラシーの向上:自分の専門分野や興味のある分野だけでなく、バランスよく様々な分野のAI活用や課題について学ぶ機会を提供。AIリテラシーを身につけることで、AIのメリットを最大限に活かしつつ、AIを安全かつ適切に活用し、リスクを回避することが可能になります。AIの特性やAI倫理問題。人工知能(AI)について理解し、安全かつ効果的に活用する能力を身につけます。
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